卑弥呼~乱世に生きた想い~

【卑弥呼の視点】

霊界と大きな希望を賜り「生」から「死」である現世に着床した。

(※霊界では現世が死の世界と表す)

間もなく、世の流れをよみとり、必要な場所へ必要なだけ出向いた。

それは、大きな挑戦と終わりの見えない偉大な旅となった。

時に人の心の温もりを感じ、そのあたたかい心の通いだけが、私にとって唯一の宝となった。その想い出を抱え、天と一体となった。

武器を持たずして、世の秩序保たれる願いの葛藤を、人には漏らさずとも、魂に刻まれた。

物は豊かになり、多くの者が導きを待つが、誰も意図知れず。

恐れ迷う時代は、あの時と同じ。

悲しみから、争いが生まれ

争いからまた、新たな哀しみが生まれる。

時に悪と精通する時もあった。

全ては、闇を光に変える為。

全ては、我ら縁の定め故。

(※縁:えにし)

※light☆navigation 霊的受信録

【卑弥呼の歴史】

(卑弥呼の視点)を受信しながら、受信内容を現実に落とし込む為に分析する。しかし、卑弥呼に関しての「云われ」は確かな記録が消されている為、少々難航した。

今回の送信元の安全確認のキーポイントは、「卑弥呼研究半ばの霊魂」であった。これだけで、歴史的事実を探す作業に入る。まずは、卑弥呼という人をもう一度見直すところから、始まった。私の受けたイメージは、「強く、戦略に長けた賢い女性。通る繊細な声色。」これと照らし合わせて、作業を進めていくため、どれもこれも中々腑に落ちなかった。

そんな時、一番最初に、電子書籍で読もうと、取り込んでおいた「封印された女帝・卑弥呼:古代史の扉の鍵を開く謎に迫る 著書:岡本茂延」の存在を思い出した。開き見た印象が難しく、解釈しやすい物から頭に入れていった。より多くの情報から、絞っていくには仕方のない事だった。ようやく、読み進めて「日本書紀」「記紀」「古事記」「神記」「魏志・倭人伝」「後漢書」など、多くの書物の比較からの分析に信憑性を感じたので最後まで読み通すことにした。また、私が縁感じていた宗像三女神(ヒメ大神)、奈良、大阪、大分、宇佐神宮(神功皇后、武内宿禰)。出向いた国東・姫島等、これらのワードは、読み終わるまで好奇心を満たしてくれる大きな要素となった。そして、受信したメッセージと書籍内容の一致が確認できたため、送信元が安全であると判断した。

「卑弥呼研究半ばの霊魂」が、資料集めの大きなキーポイントであった事について説明する。私の霊的受信録の為に、分析参考書として選んだ書籍の著書である岡本茂延氏(社会文化功労賞:受賞者)は、最終稿を脱稿して間もなく、他界されたお父様である岡本 英男氏に変わり、令和2年8月に、若干の加筆、修正を加え、出版社の依頼に応える経由で、電子書籍にて再版されている。

kindel電子書籍版

乱世を治めた偉大なる卑弥呼が、魂の家族に持ち帰った土産は「ひと時に感じた人の心のあたたかさ」だった。成功の裏には、卑弥呼の過酷な心情があったのだろうと想像すると、胸が痛んで仕方がない。今時代とリンクする「乱世」を生き抜く術は、卑弥呼の歴史に眠っているのかもしれない。

宗像三女神 大島から沖ノ島がうっすらと見える
沖ノ島 沖津宮 田心姫神

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