
仕事のミスを指摘され『一生懸命やったんです!』『みんなで一生懸命頑張ったんです』
こう言って、正当化をする社員を見掛けると、気の毒な会社だなと思うのです。
ここにも、軍隊名残の義務教育がいかに無駄かが表れています。内容より一生懸命頑張った事を褒めもしない。上司は不適格だと言わんばかり。
飼い主と飼い犬の関係性では、仕事にプライドを持ち、責任主体で繁栄させていくというスタンダードな姿勢さえ取れません。スタートラインから、仕事より上司や会社からのご褒美を待っているだけで、給与が自分の感覚で少ないと感じれば、少ないに応じた分量しか仕事しないのです。
仕事にプライドを持てる人は、給与以上の能力とスキルを磨き自分で給与が上がるように働きかけるでしょう。その相乗効果で職場全体が向上していくのです。
時折、社内の良い流れに水を差すような人が湧いてくるのは給与が変わってもないのに働き方を変える意味が分からないのです。また、給与を上げて働き方を変えろと言われても終わりがないように感じて、アイデンティティが湧かない自分を追い詰めているのだ。とも感じるのです。
ですから、職場の飲み会や食事会が一体何の意味があるのか理解が出来ないのです。
職場で裏切り合いが起きないように親しみを持って気持ちよく業務に務めるコミュニケーションの一部なのですが、形式だけ先行して中身はパワハラ、モラハラ、セクハラのオンパレードでは終いがよくありません。
現代は、上司も部下も精神難民だと言えるのです。
生活の為だけに働かなくてはならないストレスは並大抵のものではないでしょう。しかし、ストレスの原因を作っているのは自分の視点だということにも気付きましょう。
我々は仕事を通して魂を磨いているに過ぎません。魂の欲求を満たしてくれる職種ですか?出来ない言い訳を探さず幸せを勝ち取っていきましょう。
Aさんが以前、勤めた職場は目の前の業務より人間関係の馴れ合いを大事にしてました。陰口三昧、不平不満が溜まりきった職場。とりあえず程度で良い。誰かひとりが抜き出たら、皆も頑張らないといけなくなる。
辞めるまでに、どれくらいのスキルを身に付けるか設定して見切りを付け退社しました。Aさんに取っては、馴れ合いなどいらないのです、目の前の業務は工夫次第でいかようにも上手くまとまり、業績も上がるのになにもしない事の方がストレスだったからです。
人間関係の馴れ合いより、仕事をこなすのが職場なのは基本ですが、気持ちよく業務に務めるコミュニケーションは合った方が能率は上がります。しかし、本質を見失っている今の社会では形式だけの業務となるでしょう。
形式だけとなった空洞に外資が参入し、異文化主体の業務スタイルとなり利用客の不満はうなぎ登りとなっていますが、改善される目処は付いていません。それどころか、高齢者に敬意すら払わない無機質な対応にも日本の美しさは無くなった様に思うのです。
本来の日本人は個性を重んじて本質を捉える能力に長けてました。おもてなし文化は本質を見抜いた共感力の高さにあったのです。それを壊してきた、GHQのお膝元にある義務教育による精神難民に社会全体が危惧しなければならないのです。
今だけ 金だけ 自分だけ
一生懸命頑張ったと言う、逃げ枕言葉ではなく、本質を捉えた生き方、働き方にシフトチェンジしましょう。
ライトナビーゲーション