だいじなこと6

集合意識は 世に良くも悪くも 反映します

ひとりひとりの 善意・善行が増えると 戦争は起きなくなります


平和は 頼むのではなく 思考することで 創られます


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だいじなこと5

いじめの加害者を 守ろうとする大人たちは

子どもたちに 愛より力が正義だと教えてます

しかし 子どもたちは 正しい愛を欲してます

力に愛が宿らなければ ただの暴力です

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コロナワクチン後遺症

皆さんこんにちは。

遺伝子組み換えるだけのワクチンより、自然派の食事やハーブ、漢方などの自然由来の予防健康対策と適度な運動などで、生活習慣の質を見直した方が軽症化しますし、感染しにくいです。治療にはイベルメクチンが後遺症もなく有効ですが、揉み消されたようですね。

 これから先、ワクチン後遺症はしっかりと国に責任を取ってもらいたいですね。

また、ワクチン接種を強制したり、未接種差別や、未接種者は辞職まで迫られた人も大勢います。これは事実上の強制ですよね。過去に一度も認可されること無かった「遺伝子」接種が、人体へのエビディンスもきちんとないまま「打たねば非国民」とばかりに普及させた恐ろしさはこれから現実のものとなります。どれだけ無責任なことを煽り強制してきたか、このUP動画だけでなく多くの方が声を上げ始めています。是非ご覧頂ければと思います。

イベルメクチンについて⇒https://lightnavigation.work/2022/02/09/%e3%80%90%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a3%e3%83%ab%e3%82%b9%e6%89%93%e9%96%8b%e3%81%ab%e5%85%89%e3%81%bf%e3%82%8b%e3%80%91/

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来音と千音~たましいの物語⑩~

来音の気配をかすかに感じながら、千音はベットの上から辺りを見回してみました。

いつの間にか、倒れ込んだ床ではなくふかふかのベットの上で、目覚めた事にも驚きましたが、それだけではありません。誰もいないはずの食堂からも、美味しそうな匂いがしてきます。

また、ここは無人の廃墟だと思っていたのに、窓には美しいカーテンが装飾され、カーテンの隙間からの陽の光が、ピカピカに磨かれた床を美しく照らしていました。衣装スペースには新しく清潔な衣服や靴、美しいドレスや装飾品が、ズラッと並び揃えられていました。

千音は、好奇心の湧くまま、敷地内を歩き回り、この「不思議な出来事」について調べる事にしました。まず最初に分かった事は、書斎の書物からここは以前、城の一部を「薬草診療所」として多くの人に使用されていた事を知りました。薬草の好きな千音は何か「縁」を感じて少し嬉しくなりました。

疑問は最初に戻り、一体誰が千音が眠っていた間に、この城を再び人が住めるように整えたのかを知りたくて仕方なくなりました。

また、全てが、不思議なほど千音好みに整えられていました。

台所に向かうと、一人の少年が、鼻歌を歌いながら楽しそうに料理をしていました。

千音を見ると、食堂で待つように促しました。

千音は少年の目の奥の美しさに、安心して言われるままに、食堂へと向かいました。

「うわぁ~!美味しそう~!!」

千音の好きな、魚料理 たっぷりのチーズ かぼちゃのスープ何から何まで千音の好物で、テーブルいっぱいに並べられていました。

千音は、嬉しさに目を輝かせながら、夢中で食べ始めました。

「あぁお腹いっぱい!」

千音は幸せな気持ちになり、自然と笑みがこぼれました。

そこへ、さっきの少年が現れました。

千音は、少年に心からの感謝を伝え、眠っている間に、なぜ城内が整っているのかを聞いてみる事にしました。

少年の話ではこうです。

少年は、両親を7歳の時に亡くしました。

料理好きな母と農家をしていた父の教えのお陰で、何とかひとりで生きていけるだけの、生活力と食の知恵があったため、大人に頼ることなくひとりで生活してきました。また料理の腕も良かった為、その噂を聞きつけた村人がホームパーティの時に、料理担当のひとりとして、少年を雇いました。これをきっかけに料理担当として多くのパーティに呼ばれる事となりました。そこで、出会った男の人に、この城で「千音という女性の専属料理担当になるように」と依頼を受けたのでした。実はその前日少年は夢の中で「光の中でひとりの女性に料理の腕をふるっていました。」その時の自分は、今までに感じたことが無いほど、充実していました。

その翌日に、依頼されたので「縁」を感じたまま快諾し、この城にやってきました。

この城に、やって来た時はすでに、千音はふかふかのベットで眠り続けていて、城内も今の様に、美しく整えられていたというのです。

依頼をしてきた男性の名は「ジェファー」と名乗り、それ以上はいくら聞いても教えてもらえませんでした。

契約には「質問に応じない項目は一切詮索しないこと」「千音の心身の健康を守り抜くこと」「これに反すると判断した場合は即座に解雇となり、所持する土地や資産は全て差し押さえとなる」「尚、厳守できた暁には、子孫三代まで十分な報酬を与える」というのが、最も重要な契約事項でした。

また、契約を結ぶ前に必ず自分の目で城に向かい確認することを命じられ、その通りに城に向かい千音を初めて見た時に、夢の中の女性と印象が全く一緒で、これは「自分の務め」であると自分の感覚が確信したのでした。

千音は、その男性が実は来音であるのではないかという可能性も含めて、少年に話を聞いてみましたが、少年もサッパリ分からない様子でした。

その話が終わると、「美味しい料理の秘訣」を聞いたりしてすっかり意気投合し、次は一緒に「美味しいハーブクッキー」を作る事を約束しました。

千音は、嬉しくてその日は安心してぐっすりと眠る事が出来ました。

夢の中での千音は、月明かりに照らされた深い森にいました。

その森は慈愛に満ちていて、暗くても、幼い自分の姿は、ひとつも恐れていませんでした。

月明かりの向こうで、来音が呼んでいる気がしました。

「来音。待って、待って」

そう、駆けだした千音はいつの間にか。大人の姿へと変わり

辺りは、すっかりと明るく陽の光に照らされていました。

その時の、千音の気持ちは

無性に嬉しくて仕方なくて、愛しい存在に向かい駆けだしている様でした。

夢から、覚めて扉の向こうに男の人の影が見えました。

「来音・・?」

ベットから飛び起き駆けだして扉に向かった時には、もうその姿はありませんでした。

その変わりに一凛の「赤い薔薇」が置かれていました。

その一凛の赤い薔薇を手に取り、千音は涙が止まりませんでした。

なぜなら、薔薇の時期になると来音は、必ず千音に赤い薔薇を贈ってくれたからです。

「くらしの環境を整えてくれたのは、きっと来音に違いない・・。」

そう想うほど、言葉にならない涙が、次々と溢れ出るのでした。

続く

⇒この物語は構成する時に「自分の過去世が現世に影響している部分」をカードリーディングで引っ張り出しながら構成しました。粗方の展開は決まってますが、細かい部分や来音と千音の登場人物以外は、全て直感で書き進めています。半分過去世の一部、半分フェイクのハズでしたが・・・。

なぜこの構成になったのかは、完結後にお話ししたいと思います。

本日もありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

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来音と千音~たましいの物語8~

満月の夜に結婚式を迎えた来音と紅。

紅は指輪交換の時に、「この指輪の秘密」について思い出していました。

この結婚指輪は、実は紅のかつての婚約者との為に作られたものでした。

紅の元婚約者は、貿易の仕事の為に、乗り込んだ船が難破し帰らぬ人となってしまったのです。政略結婚ではあったものの、相手は紅が幼い頃から憧れていた人でやっとの思いで、結婚まで到達出来た想いが強く残り悲しみはいつしか恨みと怒りへと変わりました。

紅は幼い頃から、自分の欲しいものは全て手に入れ、誰に怒られる事もなく、また気に食わない者には苦痛を与える事で自分を保ってきました。

この出来事は、更に紅をダークな世界へと堕としていきました。

「私がこんなに不幸なんだから世の人々はもっと不幸になればいい。そうすれば、みじめな思いなどしなくていいわ。」

ある日、城の使いの者があまりの苦痛に耐えきれずに、紅から逃げ出しました。

そして、逃げ出す人の数は日毎増していきました。

紅は逃げ出す者たちのルートを探り、さらに苦痛を与えてやろうと森に入っていきました。

森を歩いているといつの間にか朝を迎え、朝日の美しい光の中に、ひとりの女性の姿が見えました。

その女性の周りにはたくさんの猫や犬たちが、くつろいで戯れていました。

そして、女性はひとりの男性との愛に包まれた話を動物たちに幸せそうに話をしていました。

その女性の表情はこの上ない幸せで満ち溢れていました。

女性を見れば見る程、話を聞けば聞くほど紅は「許せない」気持ちで憎悪が抑えきれませんでした。私が掴むハズだった幸せをこの女が味わっているなんて許せない。

「私と同じみじめな想いをさせてあげる。その幸せは私のものよ!」

紅はいかにして、この女性に苦痛を与えるか緻密に計画を立て始めました。

紅はこの瞬間がとても充実しています。

「あの幸せそうな顔を必ず不幸のどん底に墜とし込めてやるわ。」

女性の後をこっそり追い、日常を観察した上で、どの方法が一番苦痛を、与える事ができるか紅は考えることにしました。

そして生気のない不幸な表情を思い浮かべるだけで、紅は笑いが止まりませんでした。

そんなある日、鼻歌を歌いながらあの女性が、薬草カゴを持って森に入って行くのが見えました。

「今だわ」

紅は女性にそっと近づきこう伝えました。

「道に迷ってしまったの。記憶も無くしてしまったみたい・・・。きっと誰かが風邪を引いてしまったからこの森の薬草を摘みに来たはずなんだけど・・。」

その女性は、紅が想像していたよりも遥かに、親切に寄り添ってくれましたが、紅には疎ましくて仕方がありませんでした。また親切にした分、裏切られた悲しみは深くなるだろうと想定し紅は、言葉巧みに弱い自分を演じ続け、その女性に擦り寄りました。

そして、隙をみて背後から頭を思い切り拾った太い木で、殴り付けました。

そこへ以前、紅の城から逃げ出した使いの者に「見逃してやるから、この女を城の監禁部屋に入れろ。」と指示を出したのです。

そうです。こうして紅は巧みに千音を監禁部屋に追いやったのでした。

そして、次は、千音の最愛である来音に隙入る為に、千音を失った来音の心が一番弱まる時を粘質的に待ち望んでいました。

月明かりの下で来音を見つけた時、紅は「神は自分の味方である」と強く思いました。

紅は全ての憎しみは「千音」が肩代わりするべきで千音の「幸せ」は全て自分が受けるべきだと神に祈りを捧げました。

そして、紅は悪神に魂を売りました。

紅は力が沸き上がり「これが幸せへの最善の方法」と悪神に全てを委ねました。

紅と来音は結婚式を終え、来客のお見送りをするところでした。

そこへ、命からがら監禁部屋から脱出し、来音が千音の為に作った婚約指輪を馬の首にぶら下がっているのを発見して、来音の愛を信じて馬に乗り込んだ千音が到着しました。

そして、結婚式のお見送りをしている仲睦まじい二人の姿を千音は見る事となってしまいました。

「どうして・・。こんなことに・・。」

「来音の心にもう私はいない。」

隣の女性はあの時の『記憶を失った女性』

この後『頭に鈍痛が走り、気を失い監禁された記憶』

全てが闇の中を蠢く浅ましい戦略である様な、感覚が消えませんでした。

昔「月の精霊」の本で蛇民の事を知り、また違う書物で蛇民が何をしてきたかの歴史の本を千音は読んでいたことがあります。

「まるで・・。蛇民のやりかた・・。」

また、蛇民に心を売るものはもう戻らないと村人は信じていました。

千音は、悲しみなのか、怒りなのか、恐れなのか何が何だか分からない感情が溢れだしその場から、逃げる様に馬に乗り込み立ち去りました。

千音はこのまま消えてしまいたいと、崖の上に馬を走らせました。

どのくらい、どの道を走ったでしょうか?

崖の一寸先にひとつの城が見えてきました。

馬は迷わずこの城に向かいました。

人気の全くない城の扉の前に到着した時、千音は何も考えれないくらい衰弱していました。

何とか扉を空け、千音はそのまま深い眠りに落ちていきました。

『月夜の美しい時、二つの扉が開く 

ひとつは、蛇(じゃ)の世界へ続く 邪民の村

もうひとつは、精霊の世界へ続く 聖民の村

人は、蛇でもなければ精霊でもない

人の心が決める それが 運命の分かれ道 :月の精霊の本』

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さて、次回は・・・・。一体どうなるのでしょうか!?一緒に想像してみてください。「来音と千音~たましいの物語~」好評頂きありがとうございます。引き続きお楽しみ下さい。

来音と千音~たましいの物語2~

来音は、千音に会えるように、月の精霊に毎日祈りました。月の精霊は、来音の純粋な想いに応える様に、月に千音の顔を映し出してくれました。

毎日、村中の人と協力して探し続けましたが、千音が村に帰ってくることは、ありませんでした。

来音は、千音を守れなかった自分を酷く責め続けました。声を押し殺して涙を拭い、また、叫び出したくなる自分を押し殺してただ、ひたすら千音が無事に帰ってくることを月の精霊に祈り続けました。

毎日、月明りの下で、一人で過ごす日々が続きました。

そんなある日のことです。

いつの間にか、女性が現れてこう言うのです。

「道に迷ってしまったの。」

どこから、来たのか、自分の事も分からないというのです。

何かが原因で、記憶喪失になり、道に迷ってしまったというのです。来音は、この女性を、気の毒に思い、一晩泊めてあげる事にしました。

家に着き、お互いの話をしている内に、すっかり意気投合しました。驚くほど、話が合うのです。まるで、千音と話してるみたいです。

また笑うと、千音と似ている気がして、来音は心を許していきました。

そして、記憶が戻るまで、この女性は、来音の家に住むことになりました。

来音は、孤独ではなくなった、安心感からでしょうか?ぐっすりと眠れるようになり、月の明かりの下に行くこともなくなりました。

満月の夜、来音は夢を見ました。

そこは、辺り一面、美しい真っ赤な花が咲き誇ってました。その一寸先には、暖かい日が差し込みんでいました。

美しい光景に、心が穏やかになっていくのが分かりました。

しばらくすると

光の方向から、千音の声が聴こえた気がしました。

来音は、夢中で花を搔き分け、また千音を探しに行きました。

花を抜けると

そこには、幼かった千音の姿がありました。

二人で初めて一緒に飼ったチロンが、花瓶を割ったと村人に怒られてた時の事です。本当は、魚を盗み食べようとした猫の仕業だったのですが、たまたま、その時いたチロンが疑われてしまったのです。

悪い犬!とホウキで叩かれたチロンを千音は、優しく撫でながらずっと励ましていました。

「チロンは何も悪くないのよ。いい子ね。だって、あなたは吠えなかったわ。」

来音は、昔の記憶と違う事に気づきます。この時、千音は泣かなかった。

でも、夢の中の千音は泣いています。何度も千音に、問いかけてみても千音は泣きじゃくるばかり。

後ろから声が聴こえます。

振り返ると、夢から覚めて目の前には、一緒に暮らしている女性が、顔を覗き込んでいました。

ふと、指輪の事を思い出しました。

「たましいも誓いの指輪も輪っか。愛の指輪か、ただの金の指輪か。見定める時が来る。」

指輪に宿る精霊の言葉と、精霊が指輪に掛けた、愛のマジックを、思い出しました。

指輪を探しますが、どこにも見当たりません。

千音への想いが詰まった、大切な指輪です。

もしかしたら、千音を探しに行った時に、森で落としたのかもしれない。

何かに突き動かされる様に、来音は、馬を用意していました。

指輪に掛かった、愛のマジックが、千音へ導いてくれるかもしれない。気づかないうちに、落としてしまったから、あの時は、千音に会えなかったのかもしれない。わずかな希望の光が差したように感じた来音は、指輪を探しに、森へ向かいました。

森へ入った時、背後で何かが、うごめいているような気がしました。

さて、来音は、千音を探し出す事ができるのでしょうか?

続く

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