来音と千音~たましいの物語4~

愛を追うものは、愛に拒まれ

愛を分け与える者は、愛を与えられる

幾千の時代に、何度も巡り合う魂

互いの、魂を「音」で知る

寄り添うもつかの間

真の愛こそ難多き旅

それが真の道の定めにあり

叶わぬ想い、来世へ継がれる

嘆かわしいふたつの魂

千音は、ここからどうすれば、脱出できるのか必死で考えてました。

最初は、囚われた恐怖心から助けてもらう事ばかりを考えていましたが、自分で抜け出す策を練る事にしました。何故なら、助けに来た来音が、危険にさらされるような事があってはならないからです。

来音は、千音が落ち込んでいるときは決まって「千音は強くて賢いから大丈夫だよ。」といって励ましてくれた事を、思い出したのです。

そして、千音は月の精霊に、来音への伝言を頼みました。

「来音へ 私を探しに来ないで もうあれからどうれだけの月日が流れたのか分からないわ。ここから、出れるか分からない私の事は、忘れて幸せになってね。」

月の精霊は、千音に聞きます。

「本当にそれでいいの?」

千音は、ただ静かに泣いていました。

哀れに思った、月の精霊は千音に寄り添う事に決めました。

この日から、月の精霊と千音は一番の友達になりました。

月から見守れる安全なルートで、逃げ出す事に決めました。

決行の日は、月明かりが良く届く「満月の日」にしました。

さて、来音の時間軸です。

来音は、記憶を失った女性の名前と住んでいた場所を、知ることになります。

服のポケットに、名前と家の所が記されたペンダントを洗濯した時に、発見したのです。

名前は、「紅・べに」で家は、隣村の石職人の村でした。

紅は、なぜそんなに森へ行くのかを来音に尋ねました。

来音は、紅に全てを話しました。どれだけ、千音を愛しているかも。

紅はこう言いました。

「あなたは、きっと騙されているわ。運命の人なら、あなたの前から居なくなるわけないわ。運命の人じゃないから、縁が切れたのよ。あなたをこんなに不安にさせて、きっとその女は蛇に違いないわ。私はあなたを裏切らない。ずっとそばにいてあげる。危険なものは全て私が取り去ってあげるわ。私こそあなたの真実の愛の相手なのよ。だから神が私たち二人を巡り合わせたのよ。神を裏切る事なんてできないわ。お願い私から、離れないで。その女は魔物なのだから。一緒に幸せになりましょう。いつまでも、過去を追うなんてあなたの両親や、友人がみんな心配するわ。辛いだろうけど、あなたを不幸にさせる縁もきっとあるのよ。」

来音は、もう千音を忘れた方が良いのではないかと思い始めました。

確かに、紅の言う通り、千音が居なくなってからは、自分の殻にこもりきりでした。どれだけの友人が自分の元を去った事か。真実の相手なら、自分に幸福感を与えてくれるに決まっていると、紅の意見に賛同したのでした。

来音の様子を見に来た月の精霊は、千音の涙の訳が分かった気がしました。

月の精霊は、千音の元に帰りました。

千音は「来音が今日も幸せでありますように。」そう言って祈りを捧げていました。

月の精霊は、この時、初めて泣きました。

精霊たちは、誓いに背くことはありません。しかし人間は、意図も簡単に誓いを消し忘れてしまう無情さに、精霊たちは心を痛めるのです。

何も知らない千音は、月の精霊を優しくいつまでも励まし続けました。

さて、この後も、運命の歯車は容赦なく千音に痛みを与えるのでした。

続く

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来音と千音~たましいの物語3~

あれから、どれくらいここにいるんだろう?

月明かりを物悲しく眺めながら、千音は、ここに来た経由を思い出していました。

あの日、千音は来音の為に、薬草を積みに森へ入っていきました。何故なら、来音が手にやけどや傷を残して、仕事から帰ってくることが多くなったからです。森に行くついでに、来音の誕生日も近い為、サプライズプレゼントを、森の隣に続く村に買いに行くことにしていました。実は手の傷は、来音が千音に愛を誓った指輪を自ら作った時のものなのですが、千音には、内緒にしていた為、仕事内の傷と、千音は思い違いをしていたのでした。

そんな時、記憶を失ったという女性に出会いました。この女性が最後に覚えているのは、風邪をひいてしまった誰かの為に、薬草を積みに森に入った所で、どういう訳か記憶を失い、道に迷ったというのです。

千音は、この女性を気の毒に思い、おそらく森を挟んだ隣の村の者で在ろうと予測し、風邪に良い薬草を探して待たせ、家まで付き添う事に決めました。

千音は、「夕食は一緒に食べようね。話したい事があるんだ。」そういって、嬉しそうにしていた、来音の笑顔を思い出しました。

少し、遅れても来音なら分かってくれるわ。

そう思って、千音は、隣の村へ歩き始めました。

ふと、振り返ると、そこには女性の姿がありませんでした。

千音は、心配になって、女性を探すことにしました。

背後から、物音がしたと思ったら、頭に鈍い音が響きそのまま記憶を失ってしまいました。

目が覚めた千音の手には、縄が掛かっていました。

千音は恐ろしくて泣いてしまいました。

何者かに、囚われてしまった千音は、毎日月明かりを見ながら、来音が助けに来てくれる事を、信じて待っていました。

必ず、来音なら迎えに来てくれる。

そう、月の精霊に祈りながら恐怖で、千音は涙が止まらなかったのでした。

救いを求める者

救い出したい者

その想いは、恐れからか愛なのか

月の精霊たちは、「真実の愛」に全てを託した。

さて、時間軸を来音に戻します。

「ギャー!」

来音の背後で、悲鳴がしました。馬が暴れ出し、来音は振り落とされてしまいました。

見上げると、そこには、家にいるはずの女性がいました。どうしたのか、訳を聞いてみると、一人で家にいるのが怖くなったから、来音の後を追ってきたのだというのです。その道中、物影に驚いてしまい、声を上げてしまったとのことです。

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来音は、その女性に馬に乗って家に、帰る様に促そうとしましたが、いつの間にか、忽然と馬の姿はいなくなっていました。

来音は、女性を一人で歩いて帰す訳にもいかずに、引き返す事にしました。

月明かりが泣いているように見えました。

朝になり、来音は、女性に不安にならずに留守番をしてもらうために、本を買いに行きました。

懐かしい本を見つけました。千音がよく読んでいた本です。

「月の精霊」のお話で、月の精霊は、人々の幸せを願って、夢にメッセージを送る仕事をしている月の精霊の世界を語った、挿絵の美しい物語です。千音は眠るのが怖い時は「月の精霊」に会えると信じて安心して眠っていました。

何となく、最後のページを開いてみたらこんなことが書いていました。

『月夜の美しい時、二つの扉が開く 

ひとつは、蛇(じゃ)の世界へ続く 邪民の村

もうひとつは、精霊の世界へ続く 聖民の村

人は、蛇でもなければ精霊でもない

人の心が決める それが 運命の分かれ道』

来音は、不思議に思います。

「こんな文章あったけなぁ。」

本心は、追い詰められた時にこそ全て見える。

敵か味方か

蛇か聖か

続く

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来音と千音~たましいの物語2~

来音は、千音に会えるように、月の精霊に毎日祈りました。月の精霊は、来音の純粋な想いに応える様に、月に千音の顔を映し出してくれました。

毎日、村中の人と協力して探し続けましたが、千音が村に帰ってくることは、ありませんでした。

来音は、千音を守れなかった自分を酷く責め続けました。声を押し殺して涙を拭い、また、叫び出したくなる自分を押し殺してただ、ひたすら千音が無事に帰ってくることを月の精霊に祈り続けました。

毎日、月明りの下で、一人で過ごす日々が続きました。

そんなある日のことです。

いつの間にか、女性が現れてこう言うのです。

「道に迷ってしまったの。」

どこから、来たのか、自分の事も分からないというのです。

何かが原因で、記憶喪失になり、道に迷ってしまったというのです。来音は、この女性を、気の毒に思い、一晩泊めてあげる事にしました。

家に着き、お互いの話をしている内に、すっかり意気投合しました。驚くほど、話が合うのです。まるで、千音と話してるみたいです。

また笑うと、千音と似ている気がして、来音は心を許していきました。

そして、記憶が戻るまで、この女性は、来音の家に住むことになりました。

来音は、孤独ではなくなった、安心感からでしょうか?ぐっすりと眠れるようになり、月の明かりの下に行くこともなくなりました。

満月の夜、来音は夢を見ました。

そこは、辺り一面、美しい真っ赤な花が咲き誇ってました。その一寸先には、暖かい日が差し込みんでいました。

美しい光景に、心が穏やかになっていくのが分かりました。

しばらくすると

光の方向から、千音の声が聴こえた気がしました。

来音は、夢中で花を搔き分け、また千音を探しに行きました。

花を抜けると

そこには、幼かった千音の姿がありました。

二人で初めて一緒に飼ったチロンが、花瓶を割ったと村人に怒られてた時の事です。本当は、魚を盗み食べようとした猫の仕業だったのですが、たまたま、その時いたチロンが疑われてしまったのです。

悪い犬!とホウキで叩かれたチロンを千音は、優しく撫でながらずっと励ましていました。

「チロンは何も悪くないのよ。いい子ね。だって、あなたは吠えなかったわ。」

来音は、昔の記憶と違う事に気づきます。この時、千音は泣かなかった。

でも、夢の中の千音は泣いています。何度も千音に、問いかけてみても千音は泣きじゃくるばかり。

後ろから声が聴こえます。

振り返ると、夢から覚めて目の前には、一緒に暮らしている女性が、顔を覗き込んでいました。

ふと、指輪の事を思い出しました。

「たましいも誓いの指輪も輪っか。愛の指輪か、ただの金の指輪か。見定める時が来る。」

指輪に宿る精霊の言葉と、精霊が指輪に掛けた、愛のマジックを、思い出しました。

指輪を探しますが、どこにも見当たりません。

千音への想いが詰まった、大切な指輪です。

もしかしたら、千音を探しに行った時に、森で落としたのかもしれない。

何かに突き動かされる様に、来音は、馬を用意していました。

指輪に掛かった、愛のマジックが、千音へ導いてくれるかもしれない。気づかないうちに、落としてしまったから、あの時は、千音に会えなかったのかもしれない。わずかな希望の光が差したように感じた来音は、指輪を探しに、森へ向かいました。

森へ入った時、背後で何かが、うごめいているような気がしました。

さて、来音は、千音を探し出す事ができるのでしょうか?

続く

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来音と千音~たましいの物語~

たましいに刻まれた二人の物語。

幼い来音と千音は、美しい自然に囲まれた村に住んでました。

野山を駆け回るのも、野花を摘みに行くのもいつも一緒。明けても暮れても二人は、飽きることなくいつも一緒でした。

どちらかが、悲しい時は二人とも悲しくなり。どちらかが嬉しい時は二人とも嬉しくなりました。それだけ二人は特別な存在だったんです。

「大人になっても、ずっと一緒だよ。」

その約束を、大切にしながら二人は、大人へと立派に成長していきました。大人になっても、飽きる事などなくて、自分の片割れの様に愛していました。

来音は、千音の為に、指輪を自分で作りました。想いのこもった大切な指輪です。指輪に宿る、鉱物の精霊たちは二人の純愛に心からの祝福を込めたマジックを指輪に込めてくれました。不思議な能力のある精霊たちは、指輪を受け取る来音に、こう言い残しました。「たましいも誓いの指輪も輪っか。愛の指輪か、ただの金の指輪か。見定める時が来る。」

さて、来音は、村中にお知らせをして、千音にサプライズプロポーズの準備に追われていました。千音は、頼まれものがあり、隣の村まで出かけていました。

夕暮れ時、千音が帰ってくる頃です。あらかじめ夕食は一緒に食べる約束をしていましたから、きっと村に帰ったら一目散に笑顔で、来音の元に駆け寄ってくるはずです。

しかし、千音は帰ってきません。

来音は、時間が過ぎる毎に、嫌な予感しかしませんでした。

そのうち、止める村の人たちを払いのけ、隣の村に続く森に、入っていきました。

もうすっかり、夜になった森には、獣が出る為、みんな、千音と来音が心配でたまらなくて泣いていました。

「一体、千音は何しに行ったんだよ!」そう切り出した、村人に誰も、答えれませんでした。

何故なら、「誰に何を頼まれたか」誰も知らなかったからです。

一体千音に、何が起こったのでしょう。

続く

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7.light☆story霊夢

2020年11月7日 16:15noto改訂版

聖母マリアは、イエスを神から授かり、受胎した。婚約者であったヨセフは、不義姦通を疑いマリアを愛する故、苦悩と葛藤を繰り返していたが、夢の神託により、マリアは、人間と交わることなく神からイエスを受胎したのを確信した。ヨセフは愛するマリアの潔白に涙した。

思考癖が見せる夢や、体の影響などで見る夢と、比較にならない程の、神秘的で説得力のある夢を神託として、国別問わず、信仰に沿って生きてきた古代の人々は「神のお告げ」として有難く受け取り、日常の幸福として活かしていた。

さて、現代でも、神託は存在する。「脳」が存在する限り本当は、誰でも受信しているはずなのだ。もう少し現実的な説明を、加えると守護霊が関与している。人が眠り、思考が「無」になった時、霊的世界へと繋がるのである。正し、ストレスフルの思考や体では、繋がれない。メッセージを受け取るともなると、波動の高さも関係してくるが、覚えてないだけで、夢を通して守護と「打合せ」は誰もが、頻繁にしているのだ。霊感の有無など一切関係ない。心は魂であり、脳に号令をかけるのは魂である。人間は、魂の存在無くしては生きていけない。そして、魂は霊的存在である為、霊的世界と精通出来るのは、当たり前の事なのである。私はこれを「霊夢」と呼んでいる。

霊夢に入る瞬間が分かる。この瞬間得体のしれない高い波動を感じる。「畏れ」を手放せばいつだって、守護である龍が姿を現す。凄まじいエネルギー体である。霊夢の中で、風圧を感じ、魂が喜んで胸が張り裂けそうな程である。このエネルギーは「愛」そのものであった。年々、龍が増えていっている。最近、姿をみせた龍は、葉っぱの集合体の美しい緑をしていた為「緑龍」と命名した。高い波動を持つ霊には決まりごとがある「自ら名乗らない」自然霊で、ある為、そもそも「名前」など無い。守護と本人との愛称として「名」を人間側が、便宜上の為付けるのである。誰にでも、守護霊は存在する。特別な者だけが存在すると勘違いされては困る為、ここに明記する。また、低次な霊の憑依者や幻覚者は、話が飛び飛びで、一貫性と深みが無く矛盾している。またメッセージの意図の探求が出来ない。

(霊夢での出会い)

今からおよそ6年以上前の霊夢の事である。

霊夢の入口に、タヌキが案内人としていた。幼いころ、タヌキのぬいぐるみが好きだった事もあり、懐かしんで赤い小さな橋を渡った。

タヌキが振り返り「ここからが、黄泉の国なり。」と言って、ニコニコしていた。私は、もうすでに、とんでもないものが来ると感知していた。

その時、凄まじい地鳴りと共に、高速で回転しながら、大型バス程の大きさの金の柱が、井戸から飛び出してきた。この金の柱から、金粉の様な美しいものが舞い散っていた。もっと近くで見ると、うろこの様な宝石は、この世の輝きでは無かった。

「魂が震えるほどの美しさ」であった。

柱の正体をみる事に、畏れ多く感じ辞退することにしたが、この金のエナジーがいつの間にか七色に変わり、体中に注ぎ込み、リンクしているのが分かった。

その時なぜか「全ての苦難が報われた気がした」

(出会った場所は氷川神社に似ていた)

赤い橋へは、神社を経由して行ったのだが、九州には似ている神社が無かった。霊夢の中で可視化させているだけだから、神社はそんなに需要なメッセージでは、無いのかもしれないと思っていたが、そんなことは、なかった。この霊夢から数年後、武蔵一宮 氷川神社(埼玉県https://www.musashiichinomiya-hikawa.or.jp/

に出向いた時、小さな赤い橋と金の柱に出会った位置関係が、ピッタリと合う場所を見つけた。

赤い橋から渡ると井戸がある

上の画像は正に完璧な配置である。

この霊夢が、始まりの合図のように、私のスピリチュアルの扉が完全に開いたのだった。

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卑弥呼~乱世に生きた想い~

【卑弥呼の視点】

霊界と大きな希望を賜り「生」から「死」である現世に着床した。

(※霊界では現世が死の世界と表す)

間もなく、世の流れをよみとり、必要な場所へ必要なだけ出向いた。

それは、大きな挑戦と終わりの見えない偉大な旅となった。

時に人の心の温もりを感じ、そのあたたかい心の通いだけが、私にとって唯一の宝となった。その想い出を抱え、天と一体となった。

武器を持たずして、世の秩序保たれる願いの葛藤を、人には漏らさずとも、魂に刻まれた。

物は豊かになり、多くの者が導きを待つが、誰も意図知れず。

恐れ迷う時代は、あの時と同じ。

悲しみから、争いが生まれ

争いからまた、新たな哀しみが生まれる。

時に悪と精通する時もあった。

全ては、闇を光に変える為。

全ては、我ら縁の定め故。

(※縁:えにし)

※light☆navigation 霊的受信録

【卑弥呼の歴史】

(卑弥呼の視点)を受信しながら、受信内容を現実に落とし込む為に分析する。しかし、卑弥呼に関しての「云われ」は確かな記録が消されている為、少々難航した。

今回の送信元の安全確認のキーポイントは、「卑弥呼研究半ばの霊魂」であった。これだけで、歴史的事実を探す作業に入る。まずは、卑弥呼という人をもう一度見直すところから、始まった。私の受けたイメージは、「強く、戦略に長けた賢い女性。通る繊細な声色。」これと照らし合わせて、作業を進めていくため、どれもこれも中々腑に落ちなかった。

そんな時、一番最初に、電子書籍で読もうと、取り込んでおいた「封印された女帝・卑弥呼:古代史の扉の鍵を開く謎に迫る 著書:岡本茂延」の存在を思い出した。開き見た印象が難しく、解釈しやすい物から頭に入れていった。より多くの情報から、絞っていくには仕方のない事だった。ようやく、読み進めて「日本書紀」「記紀」「古事記」「神記」「魏志・倭人伝」「後漢書」など、多くの書物の比較からの分析に信憑性を感じたので最後まで読み通すことにした。また、私が縁感じていた宗像三女神(ヒメ大神)、奈良、大阪、大分、宇佐神宮(神功皇后、武内宿禰)。出向いた国東・姫島等、これらのワードは、読み終わるまで好奇心を満たしてくれる大きな要素となった。そして、受信したメッセージと書籍内容の一致が確認できたため、送信元が安全であると判断した。

「卑弥呼研究半ばの霊魂」が、資料集めの大きなキーポイントであった事について説明する。私の霊的受信録の為に、分析参考書として選んだ書籍の著書である岡本茂延氏(社会文化功労賞:受賞者)は、最終稿を脱稿して間もなく、他界されたお父様である岡本 英男氏に変わり、令和2年8月に、若干の加筆、修正を加え、出版社の依頼に応える経由で、電子書籍にて再版されている。

kindel電子書籍版

乱世を治めた偉大なる卑弥呼が、魂の家族に持ち帰った土産は「ひと時に感じた人の心のあたたかさ」だった。成功の裏には、卑弥呼の過酷な心情があったのだろうと想像すると、胸が痛んで仕方がない。今時代とリンクする「乱世」を生き抜く術は、卑弥呼の歴史に眠っているのかもしれない。

宗像三女神 大島から沖ノ島がうっすらと見える
沖ノ島 沖津宮 田心姫神

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霊的世界からのメッセージ③津波

2022.3月13日

ビルより遥か高い津波が目の前に、立ちはだかる。

単純に津波への警告だけではない。また、この警告は数ある中のひとつに過ぎない。

津波について⇒海底に沈むもの。海に流れ出しているもの。海に落とすもの。海底に存在するもの。海の分子を汚すもの。これら自然界に有害なものを、吐き出す為に、津波が生じる。

無論、自然災害の発生理由はこれに限らず、ケースによって変化する。

人間界への伝言⇒海の恵みを汚し、いずれは人間の免疫に勝る病となる。自然の在り方は、人間の肉体の在り方に反映される。神は「意図的な病を商いとする者がいる」が家庭や社会の食を管理する者、提供する者。家族の安全又は、社会の安全を守る者の危機管理能力が救いとなるという。

まとめ⇒世に起こる出来事は、全て人の思考から始まる。なぜ、我々人類は、人間の生存を脅かすほどの汚染を阻止できなかったのだろうか?汚染リスクがクリアにならないものは、神の警告の境界線なのではないだろか?人間は、神を超える事など出来ないのだから。

我々ができる事は「海の恵み」へ感謝の祈りを捧げ、海への奉仕を行う事である。

観光や日常での海へのポイ捨て・環境にやさしい洗剤・汚物を海へ捨てない等。プラスチック問題への取り組み・実践企業を買い支える等。日常のできる事を確実に行う

プラスチック問題を詳しく知る海洋プラスチック問題とは?数字と事実・原因・解決策、マイクロプラスチックの影響など | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOODライター紹介 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

買い支えの一例:グリーンコープH・P引用⇒海洋プラスチックゴミやマイクロプラスチック、現在 世界中で大量に廃棄されているプラスチックによる環境汚染が大きな問題となっています。(略)(1月 2020 (号 419 第) 1(一般社団法人グリーンコープ共同体理事会:発行:社会問題・環境・福祉・食の安全に取り組まれている企業こちらからアクセス☞グリーンコープについて (greencoop.or.jp)

霊的世界からのメッセージを「予言」とするなら予言が当たらない取り組みを我々はしなくてはならない。

ひとりでも多くの「出来る事」から世界は変わる

ひとりひとりが救世主

~この世の罠とあの世の謎解き~

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霊的世界~ありがとうの方式~

媒体は、守護から様々な教育を受ける。霊的世界への社会見学とでも言えようか?霊的世界と繋がる媒体は、スピリチュアルを正しく伝える義務がある。霊的世界は霊的真理に沿って生きる事で理解が深まる。

(ありがとうの方式)

霊的世界へ社会見学に行く時は、守護の計らいである安全な情報を受電してから開始される。意識がこの世界で目覚めた時、目の前には、現世によく似た野菜や、フルーツが豊富に陳列されたスーパーであった。色も鮮やかでいい香りがする。思わず笑みがこぼれ、手に取って香りを楽しんでいた。

いつの間にか、女性が品出しと陳列整理をしていた。私を見てニッコリ笑ってくれた。その笑顔のやさしさに、何だか嬉しくなって、野菜やフルーツが欲しくなった。

「あれ?お金持ってきてないよね?」

そう思った瞬間。

「ありがとう」

そう言って、女性は立ち去ろうとした。

「え?待って。お代はいくらですか?」

「?お代?」

お金についての質問は首をかしげる。女性の目の奥をみてなぜか、理解した。

自分も「ありがとう」と言って、宝物のようにひとつ抱えてあたりを見渡して私は理解した。
霊的世界に、物的なお金は存在しない。食べ物も本当は存在しない。誰かが誰かの為に、用意したものの対価は「感謝」なのだと。この世界で、物的にある様に見せているものは、死後間もない霊魂がパニックにならない様に、可視化させているのだ。天の計らいに大きな愛を感じた。

(現世に伝える事)

あの世に、確かに物的な物は存在できない。全て可視化されたものだ。しかしそれは、霊魂が現世のしがらみから卒業する為に必要な、天からの計らいなのである。また、この世界を見たならば、必ず意味がある。霊的世界の社会見学は、今から数年前のことであった。近年は、地球温暖化、環境汚染などによる食糧難が世界的にも示唆されている。実にシンプルに捉えれば、全ての要因の共通は「過剰」と「バランス」である。輸入と輸出・需要と供給・国内の食料自給率と消費率。日本国においての食料自給率は、現在も低下し続けている。参考図は2018年度の自給率:農林水産省のホームページからの引用である。

2022.2/21に当ホームページでアップした記事である。この先、地球温暖化、環境汚染による食糧難に加え、災害、人為的な災害による水不足も予測される。「過剰」と「バランス」の要因である儲けに盲目になると、自然界とのバランスが取れない。衣食住は自然界の恩恵なくしては、生きていけない。人工的なものは、いずれ人の健康を害す。なぜなら、人を創ったのは神だからだ。神が人間の細胞に込めた意図など、誰も完璧には紐解けない。日本の神道では、自然に神が宿り、昔の人々は神の畏れを感じ、命の恩恵に感謝をして信仰に沿って生きた。天災も寿命も、天の思し召しと受け入れ、誇り高き心得を残したのだ。世の平和は「感謝」することから始まるのではないだろうか。 「ありがとう」の対価は「ありがとう」である。

ありがとうの方式:light☆navigation

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6.light☆story光の導きの引き合わせ

(note掲載:2020年9月4日 05:47:改訂版)

10代の自立)

18歳になると、県外に移住し、都市部でアパレル職に就いた。当時は「カリスマショップ店員」がモテはやされていた。そんな追い風もあって最新のファッションを楽しめる職場は10代の好奇心を満たしてくれるには充分な環境だった。2年を過ぎたころ、漠然とだが、別の場所で何かをやり残した感じが、どうしても拭えず、半年以上の葛藤の末、この職場を辞めることにした。「本当にやりたいことってなんだろう?」

新しい自分探しに出たような気分だったが、接客業はとても楽しい上に勉強にもなる為、転職しても同じ業種を選んだ。自分には、それしかできないと思っていたからだ。

20代に入ると、新しい自分探しと、同じ業種しか選べない自分の矛盾は、社会経験の少ない時期の一時的なものだったのだろうと解釈し直した。

そんな時、ふと思い出す。県外に移住する前に寄った、神社で誓った記憶が蘇った。あまりにも未熟な自分に嫌気がさし「多くの経験をして、乗り越える力を身に付けます。」そう誓ったのだったが、果たして私は、現在多くの事を学べているのだろうか?そんな疑問を振り払うように、もっと無我夢中に生きることにした。興味が刺激された新しい場所や人、境界線を作らず、どこにでも自ら飛び込んだ。危険を顧みることすらなかった私は多くの経験と稀な人脈に恵まれた。しかし多くを得ると人のやっかみや競争に合う事も増え、虚栄心を高める事で何とか自分を保っていた。初めて尊敬と好意を同時に持てた恋人にさえ、自分を素直に表現することも出来ず。また、理想像で固めた自分を緩めることも出来ないまま、彼から逃げ出した。それ程、自然体の自分に自信がなかったのである。しかし、受けていた愛情が想像以上だった事を後から知った。自己枠の身勝手な思考が生んだ結果は、心の大事な支えを失う事で幕を閉じた。この経験から以後、八年間は、何をやっても喪失感が癒える事などは無かった。毎日自分を、責め続ける地獄の中で生きていた。

(転機)
悪夢のように「あの時こうしていれば・・。」を何度も繰り返していた。そんな時、テレビから「乗り越えられない試練はやってこない」と聞こえた。頭の中に染み込ませるように何度も繰り返す。自分の中で何かが、晴れてきた。

「そうだ、何とか乗り越えられる。」

この、スピリチュアリストの言葉が無ければ、私は次元の低い思想のまま現世を終えていたのだろう。

(学びの引き合わせ)

スピリチュアリズムの学びと実践の始めは、多くの浄化現象が起きていた。元々自分に合わない人や環境がより合わなくなってくる。自分の気質にあった生き方にチェンジしていく過程で、責任感が芽生え、内在する未熟さが反映された、人間関係や出来事を通して、理解できるようになってくる。物質的な偏りが強いうちはスピリチュアリズムが厳しくも感じる事もあったが、「全ての真実はここにある。」という確信だけは変わることはなかった。そして、自分の未熟さに対しての不甲斐なさは日々強くなる。この時から、自分の足りない何かを探すように神社に出行くことが増えた。また、目的もないドライブをする度に、神社の入り口に引き合う事も多かったので、深く考えずに手を合わせて澄んだ空気を堪能していた。何も考えない無である。しばらくすると雑念が飛ぶ瞬間がやってくる。本殿に向かい深くお礼を伝えて、神社を出る。これを繰り返していると、更に様々な神社に出向きたくなった。好きなドライブと神社に癒されに行き、その土地の新鮮な食材のランチを食べ、帰り道に、その土地ならではの、温泉に巡りあうと、最上の幸福を感じた。

(宇佐神宮で引き合ったもの)

大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮(国指定重要文化財)の大鳥居が放つ朱色の美しさに溜息がでた。神聖な美しさに圧倒されながら本殿へと向かう。

境内は非常に広い。階段を上がる手前、横道に反れたその小道を、神主さんがクルクルと縦長の文を書きながら舞っていた。上が白で下が水色の袴、頭には長い黒の冠といった井出立ちであった。近視のせいもあってか、神主さんの姿がよく見えない。焦点を何とか合わせようとしても透き通って見えた。もう一度振り返ると忽然と姿が消えていた。神主さんの進行方向からすると、小道に対して、横にすり抜けて行ったため、非常に不自然な抜け方となる事と、姿が透き通って見えた事に、若干戸惑いを感じたが、そのまま本殿へと向かった。

本殿へ向かう途中にさっきとは違う神主さんに会ったが、今度は長い黒の冠をしていなかった。私の視線に会釈で返して下さり、ハッとした。先ほどの、神主さんはもしかしたら霊的存在だったのかもしれないと思ったが、霊的存在についての確かな知識が当時はなかった為、正しい解釈は出来なかった。この不思議に思った記憶はフワフワした感覚と共に10年以上立ってもしっかりと残っている。この後、(当時は本殿近くの急な階段を下った所に入室できる建物があった)神の歴史を絵巻と共に遡っていくと、自分の中で一つの仮説ができる。神は地球に生まれ生きたのでないか?地球最初の人間が人霊の神なのではないか?自分の中で何かが沸き上がるように感じた。あたりを見渡すと日が暮れ始めていた。帰り際、大鳥居を抜けて振り返るとそこには美しい彩雲が姿を現していた。あまりの美しさに、頬に涙がこぼれ落ちた。

乗り越えられない『試練』などやってこない。

真理は、魂が知っている。

光が導き合わせた真理と共に光の道へ歩み続ける

神が人に近づくのではない

人の努力なくして、神の愛を知ることなどない。

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【2022.2月霊的世界からのメッセージ➁水不足】

『蒸し熱い中、池の底が見え、すっかり干からびている。』

神々は悪との戦闘体制に入った様に、浄化の勢力は肥大していく。地球温暖化の影響が余すことなく世に反映される。

水不足からの食糧難 暴風、暴雨、激しい雷雨 嵐、竜巻 地震

等、自然災害のメッセージは日々増加している。

(神々は人々の思考の変換を強く指摘している)

人々の思考が世に反映される事に自然界は警鐘を鳴らし続けているが、一定条件を満たす改善が見られない為。自然界はもう待たない意図を示してきている。

(思考の変換)

地球温暖化:必要な思考:自己保持過剰にならず分け与える。他者とわけ与える事で、事足りる事実を受け入れ実践する。食品ロス・在庫過多・包装紙過多・過剰稼働によるCO2、環境汚染問題、地球改善への知識と実践の共有。自国さえ達成すれば良いという思考もいけない。誰かがやってくれるものでもない。やれるべきことを全てやり切ったものだけが、神の愛をうける。

水不足:必要な思考:生活様式の細部で必ず水が必要であることを噛みしめながら生活する。水という命の資源を無くす恐れを感じ取り、神の畏れを知る。水への感謝し,赦された分だけ水が配給される。(天はありがとうにありがとうで返してくる:詳細はコラム記載予定/ありがとうの方式)

雷雨・暴風・正しい言語・言霊 受信器の不正・不具合

地震・傲慢 高ぶり 感情論の増加 波動の低下に再生と浄化 理性的な正義

【天に宝を積む~守護と自分~】

守護霊は、主護霊、指導霊、支配霊の三部構成で成立しています。守護は、自分の魂の濁りのない次元に存在するのです。つまり、守護は自分の高次元の魂だという事です。

霊界より次元の低い現世に存在する人間には役割があります。それは、魂の修行場である現世を魂の故郷の為に生き抜くこと。霊界に存在する守護や魂の家族達は、更に次元を上げて、神界と一体となる事を目指しています。そのためには、魂の未熟さが出なくなるまで絞り出す必要があるのです。未熟さを絞り出すのに必要な素材は「相対する未熟さ」なのです、現世は、魂の未熟部分の集まりで、出来ています。この未熟さは「失敗」で磨かれ「成功」で解放されます。

魂の成功とは、経験値から学んだ「魂の未熟部分の気づき」なのです。魂の失敗とは、「魂の未熟部分に気づけない」状態を指します。他者の未熟さ世の未熟さは自分の未熟さでもある。という達観した視点で一度の人生で多くを学ぼうとする向上心の強い魂に守護や魂の家族は叡智を送信します。世のまやかしに負けず、精神を磨く努力を諦めなかった純真な魂は、守護との周波数が近づいていき、叡智を受信することができます。

私たち人間は、ただ物的に存在して死を迎えるためだけに生きているのではありません。

魂を磨きに、地球に生まれ、魂の家族に「地球での経験値」をお土産に持って帰るのです。

寿命をまっとうし肉体を卒業するとなつかしい魂たちが迎えに来てくれます。

そして、魂に刻まれたお土産について、みんなで語り合います。

この時に、魂は全てを思い出します。

世のまやかし、我欲に飲み込まれる事無く自分を律し、気質や個性を活かしきり、善良な動機で善行に貢献出来たかどうかという事なのです。

天に宝を積む生き方とは、「善行の経験値」をどれだけ魂の家族にお土産として持って帰れるかどうかです。私たちは生まれる前に神と一体となる約束をしてこの世に生まれました。

目的を果たすまで人は何度だって生まれ変わります。  light

5.light☆storyボヤけた世界

(note掲載2020年8月8日 07:56)※スピリット:霊魂

正義、善悪の区別もつかないボヤけた世界
自分だけの為 欲の為 堕落の為
自ら湧き上がる光に満ちた世界
世の為 人の為 自分の為

低いものは低いものと引き合い
高いものは高いものと引き合う

スピリットには必ず神我がある。
誰もが最終的には神と繋がっているからだ。
神我に目覚めた世界が真の幸福といえる。

(低次な霊的現象の始まり)
不思議な事、神や信仰、大好きだった「お宮さん」までもシャットアウトして、周囲の評価や平均値、損得勘定など、目先の利益追求に、染まった生き方を選んだある日の夜。
真夜中に限って、「祭りの音」がする。自室からいくら覗いても姿は見えない。それなのに音は大きくなるばかりで止みそうにもない。

確かめようと、音のする外へ出た途端ピタっと音が止んだ。それと同時に、外灯が届かない深い暗闇から数えきれない視線を感じた。

足が震えたが「寒さのせいだろう」と自室に戻る事にした。

それから、祭りの音は毎夜続いた。そして暗闇の視線が頭から離れなかった。

もう寝ようと思い。明かりを消してベッドに横になる。

耳鳴りと共に、空間の周波数が変わった感じがした。

しばらくすると、階段を誰かが上がってくる音だ。

何かがおかしい。

よく耳を澄ます。気付いてゾッとした。

両足で上がっていない、片足だ。

そして、片足で上がってくる音が、とっくに階段数を超えている。

「トントントントトトトトトトトン」この音が2時間は続いた。

気味悪かったが、無理にでも眠る事にした。

学校から帰ると、喉を潤すためキッチンへ行き水を飲んでいたら、2階で走り回る音がした。

走り回る音からして、5人以上の子どもだった。

お風呂場では、シャワーの音が常に聴こえていたが、誰も使用していない。

ある時は頭痛が伴う耳鳴りがし始め、悪寒が走り、ドブのような悪臭に吐き気がした。空間が陰気で重苦しくなると同時に、直ぐそばに誰かがいる気配がした。

夜寝ていると、突然体が、動かなくなり体が浮く感じがした。天井から刺すような目つきの女性が私を引っ張り上げていた。何とか、抵抗して朝を迎えた時にはグッタリしていた。

別の日は、何かに切り裂かれる痛みで目が覚めた。もちろん部屋に誰もいないが刀で切られた様な深い痛みだけが残った。どうしてでも、私を殺したいのだろうか?首を絞められる経験をした時は、恐怖よりも悲しくなった。そのうち、悪魔の様な獣が覆いかぶさってきたこともあった。

「なんで、私だけ。」

もう、思考する事も睡眠を取ることも出来なくなり、無意識に大量のお菓子をむさぼる事もあった。限界に来た時、何かが自分の中で湧きあがった。

「負けられない」

そう立ち上がった時、思考がクリアになり、様々な「戦う術」が頭をよぎった。根拠や知識など一切ないが、この術に全てを託す事にした。

最初に目に留まった、和室に祀ってある「破魔矢」を振りかざしながら念を込め始めた。

「去れ!」

言葉と破魔矢で切り裂く様に、一心不乱に家中を駆けまわった。
抵抗する様に、影がたくさん視えたが、構わなかった。

恐怖に打ち勝つほど思考がクリアになり、力がみなぎって来たのだ。

「負けてたまるか」

力を全て出し切り、全身全霊で払い除けていたら、空間が和らぐのが分かった。

そのうち全身の鳥肌も引き、今まで聞こえなかった鳥のさえずりが聞こえた。草花の匂いも漂ってきた。窓から陽の光が大きく射し込んできた時、何故か疑いもなく「終わった」と安堵した。

(低級霊は負の思考が大好物)

破魔矢は、邪気、魔を祓い。また、古代の人々は弓矢には悪霊を追い払う力があると信じていたという事を後で知る。祓う念は届いたようで不可解な現象は起きなくなった。

この日を境に、陰気なものとは真逆の行動と意思を持つよう心掛けた。

異様な空間と周波数を合わせなければ良いのではないかという発想からだった。この経験が後に、「霊的真理8原則:波長の法則」の理解を深める経験となった。

(善に歩みだす腹を決める)
一点集中で何がなんでも好転させる覚悟を決めた善のマインドが無意識に解決への行動、意思の選択をし始めるのである。波動が下がるという事は低次なものと共存していくチャンネルの世界なのだった。五感や喜怒哀楽を味わい尽くし課題や試練を乗り越える事でスピリットは磨かれる。

(守護の導きはいつもそばにある01~05まとめ)

守護は、魔術師ではない。自分の人生を創造するのは自分たちである。スピリチュアルで人の心が癒えるのは、たましいの存在を素直に受入れるからである。私たちは、霊的存在であり物質的存在なのだ。霊的部分であるたましいの存在を否定すると、自分・他者・動物・自然、命あるもの全てを「物」と認識する為、目に見えるものだけに存在価値の重点を置き「生命の物質化」の思考がパターン化した脳は「愛」など物的に存在しないものを脳が感知しない為、感応力が低下する。この結果、「愛」と「愛欲」の区別がつかない。

守護のエネルギーは「愛」そのものであるが、感応力が低下すると守護の導きを感知できなくなる。この状態は人から発するエネルギーの波動が下がった状態である。また、低い波動は低級霊の発する低い波動とチャンネルが繋がる。この様な場合も、常時守護は警告を発信しているのだ。低次なエネルギーを止めるには、負の思考を停止する必要がある。「無」になったこの一瞬で守護とプラグが繋がる事もある。

Light☆story02~03:この時の「無」は「思いやりの念」に感謝をすることで、思いやりに「生」で応える「利他愛の大切さ」への気づきである。

Light☆story04~05:低次な霊的現象による「波長の大切さ」への気づきである。波長を上げて、低次な心霊現象に2度と引き合わない様にと、霊的真理への学びが始まった。

守護は、私たちが神の規則に沿って生きる様に常時見守り、時に警告する役割なのである。守護とプラグを繋ぐかどうかは最終的には自分次第である。正しき霊媒(ミーディアム)たちはそれぞれの導きと共に霊界と信頼関係を築き人々に伝えていく。これからの時代は、「人と守護との正しい関わり」が「生きる要」となるのだ。

私の役割は守護と人が、プラグが繋がる様にサポートすること。

目覚めた人から「第二の世界」をはじめよう。

Light

4.light☆story摩訶不思議

(note掲載2020年8月1日 18:33 改訂版)

(黒板の裏側)

授業中、黒板に反射した太陽光が眩しくて、カーテンを閉める光景は、学校でよく見かける。だが、この日はカーテンを閉めても眩しかった。

光に気を取られていると、脳内のスクリーンに、天井から教室を見下ろしている映像がはっきり映った。その数秒後、何かに引っ張られるように、黒板の裏側に映像が移り変わる。
空想ごっこにしては、自分のもうひとつの体が浮いたような体感もリアリティがあった。


黒板の裏に同じ世界がある。

厳密に言うと、少し何かが違うが、何が違うかは分からなかった。
時間経過の感覚も鈍っているのが怖くなってきた時、誰かに呼ばれた気がして振り返ったら、映像が遮断された。

あたりを見渡すと、普通に皆、授業を受けていた。先生も何もなかった様に授業の締めに入っている。よそ見をしたら直ぐに注意する先生だったので何だか違和感が残った。

同じ場所でも、周波数が違う異空間が隣り合わせで存在している様に感じた。

何だかとんでもない宇宙の秘密に、気付いてしまったような感覚に戸惑いを隠せなかった。

思春期に入る頃、時折体験する「不思議」について、真剣に考えるようになった。年齢の低い子どもなら、不思議エピソードも無邪気な子どもの「空想ごっこ」だと片づけられ、誰も怪しく思わないが、思春期になると周りの反応はそうはいかない。この時代に「スピリチュアル」という言葉は普及しておらず、「死は不吉」「霊が視える」は怖い人、呪われた人という陰気なイメージが強く、不思議体験者は精神の病みからの幻覚者と根拠もなく一括りされていた。この背景もあり、偏見は将来の足枷になると考え。人から「不思議」と思われるもの目に見えないものは全てシャットアウトしようと心に決めた。

(思春期・日ごと増す摩訶不思議)

現実主義に生きる決意と、反比例するかのように、自分ではコントロールできない不思議現象は増えていった。解決の糸口が分からず、落ち込む事も多くなり、自分の存在が目立たない様に一日を無事に終える事だけに集中して誰とも深入りをしたくない気持ちでいっぱいだった。自分も周りもいつまでも無邪気な子どもでいられない。大人になる事は、利己的に生きる事だと思っていた。

「神様はなぜ助けてくれないの?」愚かな私は、自己憐憫の低い世界に陥っていった。

神と守護を正しく理解していないと、感情型の自己憐憫に陥る。また、打算的な動機から発生する思考は、心のシグナルを遮断し、損得勘定が判断基準となる。神や守護さえ都合の良い「魔法使い」扱いとする愚かさ。この後、「波長の法則」を体験から学ぶことになる。

次の記事「ボヤけた世界」に記す体験が無ければここまで、霊的真理を深く学ぼうとは思わなかったかも知れない。不可解に思う事は全て霊的真理が明らかにしてくれた。

現在の仕事を始める前、たましいの階層をガイドが見学させてくれた。低い階層では、気味の悪い歌声が響いていた。呟くようで恨めしい。か細い声。そして、纏わりつく様で寒気がした。エレベーターが止まり、扉を開けてみる。

人か化け物か認識できない白い人型のものが、悲しげに歌いながら何かをずっと待っていて、何かをずっと探していた。帰ろうとしたら走って追いかけてきた。

ここで、この階層の見学が終わり次は息を呑む美しい階層へ移動した。美しいメロディを心地よく聴きながら確信した。

霊的真理はたましいを裏切る事はない。

「頭ではなく、たましいが知っていることがあります。たましいの叡智が働き、危険を知らせてくる場合は、その声に素直に耳を傾けましょう。」

(自分に奇跡を起こす江原啓之100の言葉P97:災害支援チャリティ書籍:江原啓之 著)

「2022年の霊的世界メッセージ全体」

《私が受けた霊的世界からのメッセージ》2020年から現在 light☆navigation

天と地が、ひっくり返る。大地が避ける。地鳴りと濁流。大地が揺れ物質は瓦礫となり、宝とした物質である瓦礫の下敷きとなる。大地と海の境界線が分からない。逃げようのない数又は威力の竜巻。人の産物で人が殺される。自殺者が増加する。精霊の言葉は更に厳しい「ニンゲンノワルイソウネンミナコロス」そしてこう続く、「人間は愛してない者と結婚し、また愛を育もうとしない。」「人間にとって愛とは何なのだ。」

抗えない自然界の神々に宝とした物質を取り上げられ、心を正す道が、魂の光の道となるであろう。※メッセージ通りにならない様に、思考の転換をして世に反映させなくてはならない。メッセージがクリアされると私の中でこのメッセージから発するエネルギーは一切感じられなくなるが、このメッセージは現在も用済みとなっていない。

《2022年流れ》

(2021年の後半から2021年12月までに3回に分けて受け取りました。)

(2022①)

陰陽パートナーシップ 異色の組み合わせ 

利他愛より自己愛者増加、不平等な結果。無慈悲、思いやりが問われる。

☆霊界から世へ

『祈り』多くの者は、心が戻らない。

祈りが届けば、心が戻る。

『悟り』には、天災

(2022②)

日本

世の産物への、見直し。知恵と行動力が妄想を打破する

煙に巻いていたものが露見する。雨 暴風 多くなる

世界

情報操作に人々は振り回される。責任主体で深く思考せず、得をするのは自分だけと分け与えもしなかった者には、情報操作に操られるカルマが還る。習得するまで学びのカルマは終わらない。

コロナ

打ち勝つ努力を続けること。勝つには誤った情報に惑わされないこと。

天に届く様、魂の解放を祈る 多くの魂の旅立ち

(2022年③)

人の流れ

人生の創造より快楽を求める。時には、「笑い祓い」をする。

自然に宿る神々に感謝を。

個人に出来ること

感情に流されない正しい言語で小我を斬り捨てる

失った物質を追うのでは無く、体制を立て直し、生命に必要な社会貢献者の提案。金融崩壊の可能性を考慮して価値観を見直す。

人への導き

幸せだと感じる心の平安に移行する。能力の活かす進路変更。真価はまだ気付けない。

企業への導き

原点回帰、生命に必要な社会貢献と高いニーズに応える。衣食住

天の正義の指針を軸とする 人間の正義はこの先、常識の変化があり、今までの常識は使えなくなる。組織全体判断力の低下傾向。

真の幸福は霊界に聞く

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